URUOSHI管理人の、SUMMY(@URUOSHI)です。

本記事はそんな疑問を解決します。
この記事で分かること
- Windowsのどの製品がサポート終了するのか
- サポート終了によるリスクは?
- サポート切れ製品の代替品は?

もくじ
2020年にサポート終了する主な製品
日本のビジネス環境だと、圧倒的に「会社のパソコンはwindows」ではないでしょうか?
Macはブランド性が強く出ている感じなので、デザイナーさんやクリエイターさんが使っているイメージが強いですね。
マイクロソフト社のサービスや製品は、日本のビジネスを支える存在と言っても過言ではないと思います。
2020年には、「Windows 7」を筆頭に複数のサービスのサポートが終了します。サポートが終了するとセキュリティのリスクなどが懸念されるので、新しい環境への移行が必須です。さあ企業の皆様パソコンの環境をしかっり見直しましょう!
本記事では2020年にサポートが終了する、マイクロソフトの5つのサービスを深堀していきます。
マイクロソフト製品 | サポート終了日 |
---|---|
Windows7 | 2020年1月14日 |
Windows Server 2008 | 2020年1月14日 |
Exchange Server 2010 | 2020年1月14日 |
Office 2010 | 2020年10月13日 |
SharePoint Server 2010 | 2020年10月13日 |
Windows7
意外と切羽詰まらないと、対応に踏み込まない会社さん多いと思います。
僕も会社ではバックエンドの仕事もしているので、非常にこの問い合わせが多いです。
Windows7は、2020年1月14日には延長サポートも終了します。この記事を見つけた方は「もうだめかと」思うかも知れません。
サポートが終了するとどうなるのか、それはテクニカルサポート、ソフトウェアやセキュリティ更新プログラムなどが行われません。
その結果、ウイルスや脆弱性を狙うサイバー攻撃に対して耐性など皆無ですので危険極まりないです…。
対応策
・最新の「Windows 10」へのアップグレード
・「Windows 10」搭載のパソコンに買い替え
上記がメインの対応策になると思います。
対応策の主なポイントを3つ挙げてみましょう
ポイント1
「Windows 10搭載パソコンの購入」
ここ数年のパソコンの記録装置はSSDというHDDより高速なものを搭載していて、非常にストレスなくパソコンが使えます。
ポイント2
「インプレースアップグレード」
アプリケーションや各種ドライバー、OSの各種設定など、現在のパソコンのOS環境を維持したままWindows10にアップグレードできます。
ポイント3
「クリーンインストール」
Windows10とアプリケーションを新規にパソコンにインストールします。この場合は今まで使用していた、アプリケーションや各種設定などの環境が引き継げないので、別途データ移行が必要です。
データ移行に関してはこちら↓↓
-
遅いパソコンを丸ごと引越し!HDDからSSDへの移行ツールと使い方♪
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Windows Server 2008
一般的にパソコンを仕事で使う方には、あまり馴染みのないものかも知れません。
Windows Server 2008/2008 R2もWindows7同様、2020年1月14日に延長サポートが終了します。サポートが終了するとどうなるのか、それはテクニカルサポート、ソフトウェアやセキュリティ更新プログラムなどが行われません。
対応策
・Windows Server 2008で構築したシステムを移行するクラウドサービス「Microsoft Azure」を用意。このサービスを利用すると3年間無償でセキュリティ更新プログラムを提供すされる。
さらに、「ハイブリッドクラウド」として、「Windows Server 2019」をオンプレミス環境に導入して、Azure環境と組み合わせるという方法。アップグレードに必要なサーバーのみを対象に、有償で最大3年間、セキュリティ更新プログラムを延長が可能です。
他に、マイクロソフト社ではないサービスを利用して、データを移行もできます。
例えば、オンラインストレージ・ファイルサーバー「セキュアSAMBA」を利用すると、短期間でNASやファイルサーバーのデータ移行が可能です。
Exchange Server 2010
Exchange Server 2010も、2020年1月14日に延長サポートが終了するサービスです。サポートが終了するとどうなるのか、それはテクニカルサポート、ソフトウェアやセキュリティ更新プログラムなどが行われません。
対応策
・「Office 365」や「Exchange 2016」「Exchange 2019」への移行
「Office 365」への移行方法はは、メールボックスや連絡先などのデータを「一括ハイブリッド」「最小限のハイブリッド」「完全なハイブリッド」の3段階方式で移行可能です。
「Exchange 2016」や「Exchange 2019」への移行では、オンプレミス環境を維持することができます。
「Exchange 2016」以降では、「データベース復元性の向上」だったり、「オンラインドキュメント利用が可能」になるなど複数の機能が増加されているので、Office365に近い機能や環境で使用できます。
Office 2010
Office 2010は、2020年10月13日に延長サポートが終了するサービスです。
サポートが終了するとテクニカルサポート、ソフトウェアやセキュリティ更新プログラムなどが行われません。
対応策
・「Office 365」や「Office2019」など他のバージョンのOfficeへの移行
「Office365」は年間契約の定額制(サブスクリプション)、「Office2019」は永久ライセンスで、常に最新のWord、Excel、PowerPointなどのアプリケーションを利用できます。
「Office 365」や「Office2019」などは、オンラインストレージ「OneDrive」をはじめとする、インターネットを通じて利用できるサービスも含まれています。
そのため、Officeの全機能をWindowsパソコン、タブレットやモバイル端末にインストールして使用できます。
SharePoint Server 2010は、2020年10月13日に延長サポートが終了するサービスです。
サポートが終了するとどうなるのか、それはテクニカルサポート、ソフトウェアやセキュリティ更新プログラムなどが行われません。
SharePointはインターネットがベースとなったソフトウェアの事で、チーム内のファイル共有や共同作業を目的に使う事ができます。
対応策
・Windows Serverに組み込むか、オンラインサービス「SharePoint Online」を利用
マイクロソフトは、サポートが終了後には「Office 365」や「SharePoint Server 2016」「SharePoint Server 2019」への移行を推奨しています。
マイクロソフト以外のサービスでは、オンラインストレージやコミュニケーションツールを導入する方法です。
自社環境に合わせたカスタマイズ、セキュリティリスクに対して体制が整っているサービスを選択することがポイントになってきます。
【まとめ】サポートが切れる前に早急な対応を!
2020年は今回取り上げたような、マイクロソフト社の様々なサービスの延長サポートが終了します。
サポート終了後もサービスは使えます、しかしセキュリティ面を考えるとリスクが大きすぎるのでおすすめしません。
新しい環境への移行するには、労力と知識と早めの対応が必要です。
しっかりと社内で運用計画を検討して、安全が社内システムを運用していきましょう!
それでは最後までお読み頂きありがとうございました♪
本記事は以上です。