URUOSHI管理人の、SUMMY(@URUOSHI)です。
この疑問を解決します。
働き方改革で「副業」をする人は増加傾向にあります。
そんな中「複業」という働き方が注目を浴びています。
本記事では「複業」とはどんなものなのかを掘り下げていきます。
この記事で分かること
- 複業とはなにか
- 複業と副業の違い
- 複業のメリット・デメリット
- 複業の仕事の種類とは
目次
複業とは?
僕も本業があって、このブログも副業の域に入ります。
近年働き方改革への取り組みが進み、「副業」や「Wワーク」という働き方をよく耳にするようになりましたよね。
「副業」の進化系?なのかは不明ですが、新たに「複業」という働き方が注目されています。
「パラレルキャリア」と呼ばれたりもします。
副業が収入を増やすことを目的にしているのに対して、複業はスキルアップのため、仕事を通した自己実現のため行われることが多いです。
そのため、よりプロフェッショナルな意識と時間管理能力が求められます。
複業という言葉が現れた理由は、決して収入のためだけでない働き方が提案されているからだと思います。
一つの企業に属して生涯で一つの仕事をする時代から、もっと自由にその人に合った複数の仕事を選ぶ時代に変わってきているのです。
複業はスキルアップのため、仕事を通した自己実現のために行われる
複業と副業の違いは?
では、「副業」と「複業」の違いについて理解しておきましょう。
副業
「副業」は、本業の休みや合間に行うサブ的な仕事で、今の給料の収入アップとされています。
仕事帰りや休日に短時間のアルバイトをしたり、本業との相乗効果や新たなスキルの取得や新しい人脈の確保は重視されません。
複業
「複業」は、複数の仕事を横並びに位置づけて、本業を持たない、あるいは本業と同レベルで様々なプロジェクトを同時並行でこなし、収入元を複数持つことになります。
つまり、本業という位置づけになるためそれぞれの仕事の相乗効果や新たな人脈の形成、今後のキャリアに対しても大きな影響を与える可能性があります。
ポイント
副業
収入の足しにするためのもので、本業の収入にプラスアルファの収入を与えて、家計の足しにしたり貯金を殖やしたりする、財布の中身を増やすためのもの。
複業
収入が増えるというのはあくまで付加価値であり、その本当の目的は人間的成長や夢の実現になる行為で、第二のキャリアを自らつくるもの。
副業よりも複業の方が仕事に求められるレベルは高いですね
複業のメリット・デメリット
簡単にまとめてみました。
複業のメリット
収入を増やせる
副業と同じく、複数の仕事をすることでより多くの収入を得られる可能性がる。
働き方を選べる
1つの仕事に縛られないため、働き方の選択肢が広がる。
急な離職のリスクを回避
勤務先が倒産してしまったり、急に離職せざるを得ない事態になっても、他に仕事があればある程度収入元が確保できます。複業している方の中には、先行きが不透明な時代が故に不測の事態に備えてリスクを分散させている方もいます。
短期間で幅広くスキルアップできる
複業は分野の異なる複数の仕事を経験する事で、短期間で広い分野でのスキルアップが期待できます。1つの仕事からでは得られない知識やスキルを、他の仕事から得られる可能性が十分にあります。スキルの幅が広がれば、対応できる仕事の幅も広がります。また、掛け持ちしているそれぞれの仕事が相互に好影響を与える可能性があります。1つの仕事で得た人脈や実績が、他の仕事に新たなチャンスをもたらすことがあるからです。
ココがポイント
複業のデメリット
負担が増える
複業により仕事量が増えるため、どうしても体力・時間の面で負担が大きくなりがちです。
責任も増す
複業という名称とはいえ、「どれもプロフェッショナルとしての仕事」が求められることに変わりはありません。それぞれの仕事に対して等しく責任をもって取り組む必要があります。
自由な時間が減る
複業をすることで仕事量が増えるため、プライベートなど自由に使える時間が減ってしまうことも考えられます。
ココがポイント
複業が向いている人
4つのポイントで絞ってみました。
チャレンジ精神がある人
チャレンジ精神は、複業を長く続ける上でのモチベーションに直結します。常に新しいことに興味を持って「やってみよう」と思える方は、複業に向いています。
学ぶことに意欲的な人
業種によっては、日々学び続けることが求められます。1度覚えたことを反復するだけで何十年も続けられる仕事は、これからますます減っていきます。何歳になっても意欲的に学ぼうとする姿勢が大切です。
自己管理ができる人
タスクや時間、体調の自己管理ができることは、複業を続けるために欠かせないスキルです。頑張りすぎて体調を崩したり、のんびりして納期を破ったりすることのないよう自己管理を正しく行うことが大切です。
1人で動ける人
複業では、会社勤めとは違い単独で仕事を行うことも少なくありません。他の人から指示されなくても自主的に行動し、対応できることが大切です。
ポイント
現在これらの条件を満たしていなくても複業を諦めることはありません。これから身につけることができれば複業は十分可能です。複業に興味がある方は、将来に向けてまず準備です!
副業と複業、仕事の種類は?
副業はどちらかという、「プログラマー」や「エンジニア」といった「手に職」系が強いイメージですよね。
複業ではどう仕事を選べばいいか?
それぞれの仕事内容を比較してみていきましょう!
副業の仕事の種類
まずは副業の仕事から見ていきましょう。
クラウドソーシング
特別なスキルが必要な案件もありますが、スキルが高くなくてもできる案件があるのがクラウドソーシング。
Croudworks(クラウドワークス)やLancers(ランサーズ) が有名ですね。
「ホームページ制作」「デザイン」といった専門的な知識を必要とする高単価な案件や、「テープ起こし・文字起こし」「エクセル作成」「パワーポイント作成」のような簡単な仕事まで幅広くあります。
レベルに応じた仕事を行うことで副業として収入を得られます。
契約から納品まですべてオンラインで完結し、在宅で副業ができ、知識や技術を活かしておこなう副業といえます。
代行サービス
自分が得意としていることで、好きな時間に副業ができるのが代行サービス。
家事全般の代行や、お子さんの世話、家の中の収納・整理などを代行する仕事で、「Casy(カジー)」や「KIDSLINE(キッズライン)」などが有名です。
1回の利用時間が一律数時間で、好きな時間に自分のペースで働くことができて収入も一定金額が見込めるので副業としては効率の良い仕事です。
フリマアプリ
隙間時間を無駄に使いがちな方が多いですが、ちょっとした隙間時間でも副業できることを知っていれば収入を得られます。
隙間時間を活用できる代表がフリマアプリです。「メルカリ」や「ラクマ」などが有名で、お金も時間もかけずに気軽に出品することができます。
大まかな流れは、「写真を撮る」「商品説明を書く」「メッセージをやり取りする」「配送する」の4ステップです。
対応に長時間かかることはなく、携帯と梱包用品があればできてしまう自宅で気軽にできる副業です。
複業の仕事の種類
複業に関しては、みなさんの成長や夢の実現に向けて行うものです。
さまざまな選択肢がありますが、事業に関する専門的な知識やスキルを活かしてできる複業を見てみましょう。
ビジネススキルの提供
会社勤務で得た幅広いビジネススキル(新規事業立ち上げのノウハウ、海外への事業展開ノウハウ)を、求めている会社に提供します。
企画・開発、生産、購買、物流、マーケティング・営業、アフターサービスに至るまで幅広い部門におけるスキル・ノウハウ・知見を最低1時間当たり5,000円から提供できます。
「ビザスク」が有名で、自分自身のスキルアップもできますが、それ以外に副業を通じて人脈ができて今後のキャリア形成に役立ちますね。
業務委託
企業に雇用されるのではなく、企業と対等な立場で仕事単位で契約を結びます。
契約形態には、委任契約と請負契約の2種類があります。
「委任契約」は、委託された仕事を行なえば、成果がどうかを問わず契約を果たしたことになります。
「請負契約」は、役割を完了させることが任務なので、
複業についてのまとめ
本記事では、副業・複業の違い、複業のメリット・デメリット、それぞれの仕事の内容をご紹介してきました。
最後にまた複業のメリット・デメリットを要約すると
複業のメリット
収入を増やせる
働き方を選べる
急な離職のリスクを回避
短期間で幅広くスキルアップできる
複業のデメリット
負担が増える
責任も増す
自由な時間が減る
複業はまだまだ馴染みのない働き方かもしれません。
しかし、所得を増やす目的で始めた仕事でも、新たなキャリアに発展していく可能性があります。
働き方改革の立案で働き方が多様化しつつある今、副業・複業は将来を見据えた選択肢として考えてみてもいいのではないかと思います。
複業という生き方はとても魅力的で夢がありますが、日本という国においては複業という生き方を実践するのは勇気が必要ですし、実際難しいと思います。
しかし、だからと言って複業家として生きる人間が増えなければ、社会の停滞は否めません。
人生一度きりです!迷っているならそれは「やってみよう!」のサインかも知れません。
勇気を出して踏み出しても良いのではないかと思います♪
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
本記事は以上です。