URUOSHI管理人の、SUMMY(@URUOSHI)です。

この悩みを解決します。
VSOはここ最近注目を集めている新しい、SEO対策の方法で「音声検索最適化」と呼ばれています。
時代に合わせた新世代の戦略なので、対策方法をしっかりおさえておきましょう!
この記事で分かること
- VSOとは何か
- 音声検索が広まる背景
- 音声検索が利用される状況
- 音声検索を考慮したSEO対策
SEOはホームページ運営や、ブログ運営に欠かせない検索エンジン対策の一つです。
サイトやブログを検索上位表示させるために、色々な手法が試され変革してきました。
その中で注目を浴びているVSOについてしっかり解説していきます!

もくじ
VSOとは何か?
まずVSOってそもそも何?という点からですが
VSOは、Voice Search Optimization(音声検索最適化)の略で、Voice Search SEO(音声検索SEO)と呼ばれることもあります。
パソコンやスマホに文字を打ち込んで検索をするのではなく、「Hey, Siri」「OK, Google」といったように、デバイスに呼びかけて音声で情報を検索する時における検索最適化のことです。

基本的な仕組みとして、タイピングでの検索の最適化と大きくは変わりません。
ほとんどのソフトウェアでは、ユーザーが話している内容を認識した後にそれを文字化して検索し、ユーザーが欲している情報を伝えます。
ですが、VSOには以下の2種類の要素があることも抑えておく必要があります。
ココがポイント
- 検索を通じてWebページを表示する
- ユーザーの問いかけに迅速な回答をするため、ユーザーの意図をきちんと読む

昔は外部サイトからのリンク(被リンク)を数多く獲得することが、SEO対策を行う上で重要視されていました。
リンクを買うという「ブラックハットSEO」が流行ったりもしました・・・。
現在では被リンクの数よりも質、そしてなによりもコンテンツの内容が重要視されています。
また、近年ではローカルSEOという概念も生まれました。
これは、地域名とキーワードを組み合わせたキーワード検索において上位表示を目指す施策で、年々重要性が高まっています。
そして現在注目を集めているのが音声検索の最適化、「VSO」です。
では、VSOが広まった背景って何だろう?という部分を解説していきます。
音声検索が広まった背景
注目を集めているVSOですが、実は歴史はまだ短く今後さらに発展するのは確実です。
では、VSOが広く認知される背景についてみていきましょう。
ポイントは2つあります。
・スマートフォンの普及
・音声アシスト家電の登場
それぞれ解説していきます。
スマートフォンの普及
音声検索が一般的に認知され始めた大きな要因として、スマートフォンの普及が挙げられます。
Googleはスマートフォンが登場する以前の2002年の段階で、「ボイスサーチ」という音声検索システムを提供していました。

しかし、一般的に認知・利用されるまでには残念ながら至りませんでした・・・。
スマートフォンの登場・普及とともに、iOS端末の「Siri」やアンドロイド端末の「OK Google」など、音声検索の技術は大きく発展し広く知られるようになりました。
音声アシスト家電の登場
スマートフォンの普及で認知度が高まった音声検索は、音声アシスト家電の登場によって私たちの生活に浸透してきています。
たとえば、「Alexa」や「Google Home」などは代表的な音声アシスト家電として有名です。
音声での呼びかけで家電の操作を行うことができたり、天気予報や料理のレシピといった調べものなど、日常生活のさまざまなことをサポートしてくれる便利ツールとして広く認知されていますよ。
音声検索が利用されるシーンとは
次に、音声検索が利用されるのは主にどういった場面なのか。
今後新たな音声検索機能を搭載したデバイスが登場したり、さらに認知が広まることで、音声検索の利用シーンは増えていくことが予想されます。
では、音声検索の利用シーンはどんなものなのか見ていきましょう。
ポイントは2つあります。
・自宅での音声検索
・車中での音声検索
それぞれ解説していきます。
自宅での音声検索
音声検索の主な利用シーンのひとつとして、自宅内での利用が挙げられます。
音声検索が広く認知されつつあるとは言え、「公共の場で音声検索を行うのは躊躇する」という人は多いですよね。
そのため、プライバシーが守られる自宅は音声検索が利用されるシーンの代表格と言えます。
音声アシスト家電による音声検索はもちろん、スマートフォンでの音声検索を行うケースも考えられます。
車中での音声検索
また、音声検索が利用されやすいシーンとして、車の中が考えられます。
自宅と同様、車中はプライバシーが保護された空間であり、人目を気にすることなく音声検索が利用できるためです。
また、ハンズフリーで検索を行える点は、運転中のちょっとした調べ物にも適していると言えます。
たとえば、車での移動中に周辺のパーキングを検索したり、レストランを探したりといった利用が考えられます。
VSOを考慮したSEO対策の6つのポイント
音声検索はSEO戦略を大きく変えることはありませんが、もしVSOに対してきちんと対策をしたいのであれば、いくつか検討するべき内容があります。
6つのポイントを上げました。
ココがポイント
1.コンテンツをローカライズさせる
2.スキーママークアップを意識する
3.会話文へ適応させる
4.ロングテールキーワードを入れる
5.FAQページを活用する
6.Google My Businessを最適化する

1. コンテンツをローカライズさせる
まず第一に、人々は何かローカルなことをよく検索する傾向があることを念頭に置くべきです。
たとえば、よく聞かれる質問として「近くで食事をできるところは?」という質問が想定されます。
レストランを運営しているわけではなかったとしても、あなたのビジネスをローカライズすることは重要になります。
そのエリアにいるユーザーが音声検索をするときに見つけやすくし、あなたの製品やサービスを発見してもらうためにVSOは大切です。
2. スキーママークアップを意識する
スキーママークアップ(構造化マークアップ)は、ウェブサイトにおけるデータをより有効活用するために重要です。
たとえば、Googleの結果のページでスターがついているページのようなものです。
それは、誰かしらがスキーママークアップを使って、このデータをGoogleで表示するように仕掛けた結果です。
同じように、スキーママークアップを使って、サーチエンジンで検索される内容にふさわしい言葉の断片をマークしておくことができます。
これを適切に実施すれば、あなたのテキストの断片は検索したときに1位にヒットする確率はかなり上がります。
3. 会話文へ適応させる
音声検索によってそのページが見つけられるようにするには、ライターとリサーチャーの創造性に任されています。
単純に、ブログを投稿するときに、どんな会話形式ならあなたの商品やビジネスにつながるかを考えましょう。
会話の中におけるキーワードは無視してはならない、最適化におけるとても大きな要素です。
4. ロングテールキーワードを入れる
キーワードを考える際、VSOのことを考えるのであれば、少し違った考え方をする必要があります。
単純に、話し言葉は書き言葉よりも少し長い傾向があるので、キーワードを少し長めに設定する方が良いです。
ですので、リサーチだけではなく、あなたのビジネスにつながる論理的な質問を考える必要があります。
良い言葉が見つかったら、それをウェブサイトへ設定してみましょう。
5. FAQページを活用する
VSO戦略のひとつのアイデアとして、シンプルに問答形式で作成されたFAQのページを作成することが挙げられます。
FAQページであれば、ロングテールキーワードを含めることができ、Googleに直接話しかける時の言葉遣いに合わせやすいです。
一度、このページは音声検索において重要だということを確認できたら、SEOの戦略にVSOを導入するための良い軌道に乗ったと思ってください。
6. Google My Businessを最適化する
Google My Businessのプロフィールページに記載をすることで、ビジネスをローカライゼーションできます。
一方で、Googleの他にもBing Places等の同じような機能を持ったサービスが存在します。
設定する際に、オンラインでビジネスのディレクトリをリサーチしたり、あなたのビジネスの形跡が残る可能性がある場所を確認しましょう。
このプロセスは、人が音声検索する際の問いかけにとても大きな影響を与えるからです。
VSO(音声検索最適化):まとめ
今回は、急速に普及しつつあるVSO(音声検索最適化)に焦点を当て解説してきました。
音声検索のシェアは年々拡大しており、今後はさらに音声検索の重要性が高まること間違いなしです。
今回ご紹介した情報も参考に、音声検索の最適化に取り組んでみてはいかがでしょうか。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました!
本記事は以上です。