URUOSHI管理人の、SUMMY(@URUOSHI)です。
SEO対策に敏感な方であれば「E-A-T」という言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか?
SEO対策には「キーワードの選定」、「タイトルの決め方」、「hタグへのキーワード入れ込み」等手法は沢山あります。
もちろん上記の部分も大切なのですが、「コンテンツが順位を決める」と言われるくらい記事の内容が重要視されています。
そこで抑えておきたいのがGoogleが提唱する「E-A-T」です。
目次
SEO対策における「E-A-T」とは?
「E-A-T」とは、Googleの検索品質評価ガイドラインで定義されてる、Webサイトの評価基準の1つです。
それぞれの頭文字に意味が込められているので、細分化してみていきましょう。
「E-A-T」とは
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)
なんだか難しそうですよね?
わかりやすく言うと、「事実を分かりやすく書いたコンテンツ」を書いていきましょうという事です。
それではそれぞれの頭文字について詳しくみていきましょう。
Expertise(専門性)
コンテンツの内容やWebサイト全体を見て、「何かの専門性に特化しているか」という観点です。
様々な内容の記事を含む雑記的なWebサイトよりは、一つの内容やテーマに特化したWebサイトを高く評価しますよということです。
その分野に明るい人がが記事を書けば、説得力も上がり一段と評価が高まる可能性があります。
専門性の強い人が書いた記事が掲載したコンテンツであれば、当然記事の質も高くなるのでGoogleからの評価も高くなります。
例として、FX等のある程度経験や知識を固めてからでは書けないものを、素人がとりあえず調べてコンテンツを作成するよりも、その道である程度の利益を上げている方がコンテンツをアップするほうが検索順位は高くなるのはなんとなくお分かり頂けるかと思います。
E-A-Tは3色の特性ですが、中でも重要なのがExpertise「専門性」という概念です。
専門性の高い記事でコンテンツを構築して発信をすることで、権威性や信頼性の獲得につながるからです。
Authoritativeness(権威性)
Authoritativeness(権威性)とは「このコンテンツの内容は正しい事を伝えている」と思えるかどうかの概念です。
権威性の説明をする際一番分かりやすい例が「お医者さん」です。
体調が悪くなると、ネットで検索するの方も多いですが最後はやはりお医者さんの判断を重視すると思います。なぜなら一番安心でその道のプロだけらです。
これをブログやサイトに例えると、特定の分野で一定の地位や検索上位率を獲得することが求められると思います。
一芸に長けた人やブランドという風に考えるとイメージしやすいかもしれませんね。
権威性はコンテンツの内容だけでの判断は難しく、ある程度築き上げた長期間の記事の実績によって成長します。
権威性のあるWebサイトにするには、長期的視野を持って常に最新の情報を取り入れつつ対応していく必要があります。
Trustworthiness(信頼性)
Trustworthiness(信頼性)とは、多くの人からその内容を信頼しているかという概念です。
例えば、公共性が高いメディアが発信している情報と、匿名の個人ブロガーが発信する情報を比較したなら、前者の情報の方がすんなりと頭に入ってきますよね。
あの人が書いている記事なら、間違いないだろう。
と自然に自分の中で「信頼性」というのは生まれてくるものです。
SEO対策とE-A-Tの関係性
ではSEO対策にE-A-Tがどれくらい関係性があるのかを考えてみましょう。
まずE-A-Tという考えは、Googleの品質評価ガイドラインで重要視されているというのを冒頭でも述べました。
「品質評価ガイドライン」というのは、Google検索でコンテンツの質を評価する際の、評価する側が参考にするいわゆる「基準値」と考えていいかと思います。
これは詳しい方はご存知かと思いますが、最初のうちは内部資料として秘密にされていたものが2015年に一般公開されて、何度か内容が更新されています。
最新のガイドラインでは、「E-A-T」という言葉と同時に、「Page Quality(ページ品質)」という用語も使用されています。
このガイドラインはGoogleの正式発表ですので、その内容に沿ったコンテンツを作成することで自然と高評価につなげることができるのです。
逆にとらえると、ガイドラインに準じていないコンテンツは検索結果から弾かれてしまう可能性もあるという事です。
E-A-Tの重要性の概念はある程度おわかりになって頂けたかと思いますが、E-A-Tだけに注力すれば良いのかと言われればそうでもありません。
SEO対策でよく言われる、「キーワード選定」や「タイトルの選び方」、「被リンクの質」も大きく評価に関わってくるので、基本的なSEO対策を重視した上でE-A-Tを念頭においたコンテンツを作成することがSEO対策での上位表示のコツになるのです。
SEO対策とE-A-Tを融合して上位表示させよう
E-A-Tについてここまで概念を書いてきましたが、では「一体どうすれば効果的なのか?」、「基本的なSEO対策とE-A-Tをどう合流させるのか?」
そのポイントについて解説していきましょう。
E-A-Tを考慮すると、長いスパンを持ってWebサイト運営を続けていくことが一番大切です。いわゆるロングテールの考え方と言っても良いでしょう。
まずは自分でここは取り入れて書けるという部分を見つけて、質の良いコンテンツを発信し続ける事が後の効果に繋がります。
テーマに特化したWebサイトを作る
いわゆる雑記のような複数キーワードが必要になるサイトではなく、特定のテーマに絞ったWebサイトを構築すること。
得意な分野の方が、自分の経験や実績が生かせるので読者への信頼性も高まります。
経験に基づいた情報を提供する
自分の経験に基づいた情報は自分にしかない個性を発揮できるので、「あなたしか書けないコンテンツ」が生まれます。Googleはいつもオリジナリティーのある内容を求めています。
誰もが知ってはいるだろう用語や意味を説明した後でも、あなた自身の経験や観点をプラスすることでE-A-Tの力が増加します。
もし、自分にまだ専門性が足りないかなという状況もあると思います、そんな時は例えばTwitterにはその道の権威の方もいます。
コンテンツを見てもらいアドバイスが得られるかも知れません。それだけ今のSNS市場は開けてますから。
プロフィール情報の充実
これは意外に欠けている方も多いのですが、プロフィール情報はしっかり掲載するようにした方がいいです。
経歴がそこにプラスされれば「権威性」がさらに増すので、読者も安心して読むことができると思います。
プロフィールがある場合のポイント
- SNSのプロフィール欄もしっかり自分を伝える
- あなたのプロフィールページに今までの実績や経歴を記載する(読者の安心感が高まります)
- 各コンテンツページにもプロフィールのエリアを作成する
引用や参照は公的機関のものを使用する
コンテンツの中に、公的機関が開示しているデータや考えを引用する事で、内容の信憑性が高まります。ただ注意しておきたい点として、引用や参照は公的機関などの誰もが信頼できる所から得てほしいという点。ネット上に転がっている本当かどうか分からない情報を引用すれば信憑性どころの話ではなくなる可能性があるからです。
加えて、公的機関等の他のWebサイトからの勝手な引用、コピペは駄目です。必ず出典元の記載を明示する事と、引用タグを使うようにして対応しましょう(怒られますから・・・)。
記事公開日・更新日の明記は大切です
読者がその記事を判断する時「公開日・情報更新日」の記載は結構重要です。古い記事なのか、さらに知識を加えてリライトしたのか判断できるからです。
定期的に記事を更新する
常に新しい記事を書いていく継続的な行動はGoogleからの評価も高くなります。もし、古い記事に言葉を付けたしてリライトするのも効果的です。
SEO関係は特にアルゴリズムのアップデートや新方式が生まれてくるので、古い情報を放置していくとせっかく見つけてくれた読者に誤った情報を与えてしまう事もあります。
ですので、できれば定期的に自分の記事を確認して、鮮度のある正確な情報にリライトする事も重用です。
検索キーワードは常に意識する
E-A-Tだけに専念したあげく、本来の基本SEO対策がおろそかになれば、逆にSEO効果がマイナスに働くこともあります。
どれだけ専門性や権威性があっても、検索で知りたがっている読者が求めているものでなければ、検索結果にも表示されないという結果になってしまいます。
記事作成の際は、検索ボリュームのあるキーワード(読者が知りたい情報)を調べて、どうしたら読者の悩みを救えるか、その解決方法は何かの内容を取り入れながら、読者の気持ちに応えるコンテンツ作りをしましょう。
専門性は大事だと書きましたが、難しい言葉が並ぶとその意味が分からない読者は離脱してしまう可能性が高まります。
検索キーワードを意識しながら、読者にわかりやく注釈をつけた表現をするなど最後まで読んでもらえるコンテンツ作りを心掛けましょう。
SEO対策についての過去記事はこちら↓↓
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SEO対策における「E-A-T」まとめ
SEO対策には様々な手法があり、大体の事はネットで情報が流れています。
ツールもたくさんあるので、「キーワード選定」や「タイトルの作成」は大体みなさん理解できるかなと思います。
E-A-Tはその先にあるコンテンツの作り方の概念で、権威性や専門性を得るには時間がかかると思います。
しかしそこを満たす事が出来れば、ある意味無敵のサイトを作れるのではないかと思います。
今後もSEOの動きはちょくちょく書いていこうと思います。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました♪
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