URUOSHI管理人の、SUMMY(@URUOSHI)です。

この悩みを解決します。
終身雇用も年功序列も関係ない今の日本。
何となく今の会社にいても給料は上がらないし、やる気も出ない・・・。
いっそのこと転職しようかな
そう考えるのは誰もがそうだと思います。
しかし2025年には超高齢化社会になる「2025年問題」が起きると予測されています。
本記事では衰退する業種と、需要が増える業種をまとめていますので
是非あなたの転職の参考にしてみて下さい。
この記事で分かること
- 2025年問題とは何か
- 2025年問題の企業への影響
- 2025年問題に企業はどう対応すべきか
- 転職と2025年問題の関係
日本はこれからどんどん高齢化が進む一方で、若い労働人口は減っていきます。
つまり、専門性もそうですが未経験でも人が欲しいという企業は多くあります。
2025年問題を考えつつ掘り下げて解説していきます。

もくじ
2025年問題とは何か
2025年には団塊の世代の方々が75歳を迎えます。
これが「2025年問題」です。
その時の75歳以上の人口は約2,200万人と予想されています。
今は約1,700万人ですので、約500万人増えることとなりますね。
単に増えるだけではなく、人口が減少している中で75歳以上が急激に増え高齢化が一気に加速します。
この急激な変化で日本の就業構造はどうなってしまうのか。
転職を考えている方は、今後の日本がどのようになるかをぜひ知っておいてください。
AIの進化によって今、後多くの仕事は機械が担うこととなり、企業は人を雇う必要がなくなります。
実際に製造業ではこの10年で約200万人減少していて、今後も減ることは間違いないです。
因みに2020年4月より「同一労働同一賃金」という、働き方改革の一環の施策が始まります。 続きを見る
以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
転職で後悔しないために「同一労働同一賃金」の仕組みを知ろう!
2025年問題の企業への影響
では、2025年問題が企業にどのような影響を及ぼすのか深堀します。
業種によって不足の度合いは様々だが、 ほぼ全ての業種が人員不足になる
業種のよって人員の減少率は変わります。
例えば、建築業界は結構深刻で2025年には現在の建設技能労働者の4割が退職、約130万人もの需給ギャップが発生するというデータもあります。
また、2015年に国土交通省が出した調査では建設業従事者の約3割が65歳以上で、29歳以下はわずか1割という結果もでています。
今後はさらに深刻化が予想されます。
農業、水産業などの第一次産業に関しては数十年前から人手不足が深刻になっていて、既に大きな問題となっています。
今後は、サービス業なども徐々に問題が深刻化していく可能性が高いです。
ただでさえ人手不足なのに介護業界はさらに人員が必要になる?
2025年問題で最も人手が必要となる職種のひとつが、介護業界といわれています。
厚生労働省発表の「2025年に向けた介護人材にかかる需給推計(確定値)について」では、東京・大阪などの大都市を中心に約2万人の不足が予想されています。
これは、介護業界にとっては通過点でしかありません。
当然、介護が必要な高齢者はその後数年に渡り増えます。
経済産業省の「将来の介護需給に対する高齢者ケアシステムに関する研究会報告書」によると、2035年に要介護認定者の数は960万人を超えて、より人手不足は深刻に。
このままでは満足な介護サービスを受けることが出来す、介護難民が増えてしまう恐れもあるのです。
中小企業の大量倒産
中小企業庁は2025年に日本の企業の3社に1社、127万社が廃業危機を迎えると提示しています。
現在でも黒字にも関わらず後を受け継ぐものがいないため、仕方なく廃業を選ぶ経営者が増えています。
中小企業の廃業の背景には、経営者の高齢化の進行がある。
1995年には47歳前後であった経営者年齢のボリュームゾーンが、2015年には66歳前後と高齢化しています。
一般に中小企業経営者の引退年齢は67~70歳と言われているが、すでに団塊世代がその時期に差し掛かり、大量引退時期を迎えています。
一方で法人と個人合わせて50%の経営者が「廃業する」との意向を持っているため、放っておけば中小企業の半分が消失してしまうことになるのです。
2025年問題に企業はどう対応すべきか
2025年問題は、国単位の問題ですが改善策に関しては、業種によって対応が大きく違ってきます。
外国人労働者の確保以外で考えられる対策案には以下のようなものがあります。
様々な働き方や人材を認めるダイバーシティ化
ダイバーシティとは多様化の事を指します。
これはサービス業、介護業などの傾向が強いですが、日数を決めての兼業での勤務や、フルタイム業務ではなく、「4時間くらいなら勤務できる」という労働者の希望を聞いて働いてもらう方法です。
これは飲食業や宿泊業など、重労働といわれている業種には特に効果的といわれています。
短時間勤務が可能となれば、子育て中の方、長時間勤務に不安を抱えるシニア層の方、また週28時間の労働時間の上限のある外国人留学生など、より幅広い層との雇用マッチングが生まれます。
既存スタッフの離職率を下げる社内改革
今後、人手確保が困難になることに備え、現在雇用しているスタッフの離職率を下げることも対策のひとつだといわれています。
例えば離職率が高い介護業界だと、現状の高い離職率を下げるだけで数十万人の需要が確保できるという試算もあります。
離職率を下げるには、従業員の求めている待遇や体制を把握して、積極的な社内改革や、風通しのいい職場作りが求められます。
シニアやシルバー人材の雇用拡大
「高齢者」の意味も今と昔では変わっています。
人生100年ともいわれるように、70代を過ぎても元気で仕事を求める人はたくさんいます。
もちろん若い頃のようにはアクティブに働けない面もありますが、短時間勤務や単純作業など、ニーズに合わせた働き方を提供すれば、企業の重要な戦力になります。
そのようなシニアやシルバー人材を活用する方法も、今後は注目されるでしょう。
テクノロジー面で専門業務が必要な状況を補佐する
建機などのオペレーター、タクシーや路線バスなど、専門技術や資格が必要な業種がこれに該当します。
これまで専門の技術者が専業でやってきていた仕事を、アプリや本社とのデータリンクでサポートして、パートさんやアルバイトなどにやってもらう方法です。
自動車でいえば、マニュアル車だけだった車に、オートマチック車が登場したことでより簡単に操作できるようになりました。
同じように、操縦者をテクノロジーの力でサポートすることで、熟練した技術がなくとも安全かつ効率的に操作を行えるようになるといわれています。
これまでは専門技術を持った人材しか携われなかった仕事を、テクノロジーの力で下げることができれば、雇用のマッチングを上げることができますよね。
人手不足は産業ロボットが担当する
こんな例があります。
2015年に川崎重工業様は、製造現場の自動化と労働力不足解消のために、「duAro(デュアロ)」という新開発の双腕スカラロボットを発表しました。
このロボットは、これまでのように専用ラインを設けずに、人間と一緒の製造ラインで作業することを目的に開発されたものです。
技術の進歩により今後は、産業用ロボットと人の作業員が共同で仕事をする現場増えるかもしれません。
転職の需要が高い職種
労働人口が減る中で、社会は人手の取り合いのような状況になっています。
AI化が進む今後の日本の情勢の中で、これから需要が高い業種を掘り下げてみます。
20代の未経験でも大丈夫は職種・業界別に、転職エージェントやサービスも併せてご紹介しますので参考にしてみてください。
20代未経験におすすめの職種ランキング営業職
営業職を通して、コミュニケーションの仕方、商談の進め方、客とのアポ取り、契約の基本など、仕事で基本となるようなことが体系的に学ぶことができます。
給与も、基本給に加えて、インセンティブが加わるので、がっつり稼ぎたいという方にはおすすめです。
25歳男性
営業職に転職してから、すごく良い成績が出せた!
きついことはたまにあるけれど、転職してよかったなとは心底思う、今楽しいもん。
個人的には営業職おすすめですね、やればやるほど伸びる。
マーケティング
スマートフォンやSNSなどの普及に伴い、膨大な量の顧客情報を収集、分析して顧客の状態や関心を調査する必要がありマーケ職のニーズが高まっています。
事業を進め方や、会社を動かしていくための意思決定が必要となるので、AIにはできない仕事が多いので仕事がなくなることはないです。
28歳男性
難しいこともあるけど、その分成長できてるなって思う。
自分が出した施策がうまくいったときはほんとに嬉しかった、この職種就いてよかった。
プログラマー、エンジニア
プログラマーは、IT化が進んでいる現在、以下の図の通り有効求人倍率が10倍近くと非常に人手不足な状況で需要が高まっています。
AI化・ネット普及に伴い、今後もエンジニアの需要が高くなると考えると、将来性は高いですしスキルさえ手にいれれば一生稼ぐ力が付きます!
25歳男性
20年後にも職業として存在するの、エンジニアくらいじゃないですかね。
ほとんどのオペ仕事はAIに食われますが、それを設計するエンジニアの仕事はまだなくならないと思います!
20代未経験におすすめの業界ランキング
IT
インターネットの拡大が急速に行われているので、IT業界では未経験であっても伸び代やポテンシャルを見越して採用される可能性が高いです。
今後もインターネットが重宝されることを考えると、IT業界は視野に入れておいた方がいいといえます。
27歳男性
いろんな人の話聞いて、ITが一番将来性高いなって思ったので、IT業界にしました。
転職したことに後悔はしてないし、この業界でよかったなって思う。
年収「200万」アップも珍しくありません!IT専門転職エージェント@PRO人
ネット広告
インターネット・スマートフォンが急速に普及してから、広告のデジタルシフト化がかなり進んでいるので需要が高まってきています。
今後も伸び続ける業界の一つではあるので、ネット広告業界も視野に入れておくと良いですね。
27歳男性
日本もネット広告1.7兆円、テレビ広告1.7兆円でほぼ同じくらいになったみたいです。
まだまだネット広告は加速するんだろうな、そう考えるとつぶれる心配ないし、今の会社でよかったかも。
介護
高齢化による要介護人口の増加があることから、介護業界はかなり需要が高いです。
事業所側でも、未経験者を含めた積極的な採用を行っていて、他業界と比べて採用されやすい環境です。
さらに、他の医療関係と比較して資格も取りやすく、転職の際にはおすすめです。
25歳男性
最初は介護に転職するのちょっと躊躇してたんだけど、今では正解だったなって思う。
やりがいあって、すごくいい仕事。
転職と2025年問題まとめ
本記事では、2025年問題の概要とこれから需要が多い業種、減少する業種について解説しました。
ただでさえ労働人口が減る一方の日本なのに、高齢化だけがどんどん進みます。
終身雇用も年功序列も関係ない時代に突入しています!
未経験でも人材募集は必須になるので、恐れずに転職に向き合ってみましょう。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました!
本記事は以上です。
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転職で後悔しないために「同一労働同一賃金」の仕組みを知ろう!
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